当たり前のようにある「バス停のある風景」。阪急バス・阪急田園バス沿線に絞って撮り続けています。
西宮市名塩新町、JR西宮名塩駅前にあるバスターミナル。1986年11月1日、JR西宮名塩駅開業に伴って、有馬三田線・西宮北六甲台線(現:有馬線)の西宮名塩駅乗り入れを開始した。新設当初は乗り場3バース、降り場2バースを設置していた。
乗り入れを開始しても西宮名塩駅を経由せずに宝塚へ直行する便が比較的多かったが、西宮名塩駅でのバス・鉄道間乗継客の増加、国道176号のラッシュ時の渋滞により乗客数低下が目立ってきたため、バス利用者の利便向上を目的に、1989年3月29日改正以降では西宮名塩駅経由・発着便が本格的に増加するようになり、1992年3月改正以降から今日にかけて山口・名塩方面から宝塚方面へ向かう便は全て西宮名塩駅を経由ないし発着するようになった。
バスターミナルを別アングルで。
1のりば 宝塚方面
宝塚方面行きが発車する1のりば。西宮名塩〜生瀬〜宝塚間はJRが走っているものの、木之元・生瀬といった途中区間の地域では現在でもバス利用がある。
上屋に書かれている行先表示。のりば番号「1」の書体が他ののりばと違うのにも注目しておきたい。
支柱に書かれている路線図・時刻表。
2のりば 名塩南台方面
名塩南台線(1991年改正時は有馬三田線名塩南台系統)は1987年11月1日に西宮名塩駅〜名塩南台二丁目間で運行を開始、1991年6月17日改正で路線延長を行い現在のような循環運行になった。
上屋には循環運行になる前の終点停留所である「名塩南台二丁目」が書かれている。
路線図・時刻表。
3のりば
読売ゴルフ場・北六甲台・すみれ台・流通センター・岡場駅
山口営業所前・有馬・名来北・名塩さくら台 各方面
西宮名塩駅以西の山口地区方面などへ向かう路線が発車する3のりば。西宮名塩駅の各のりばの中で発車系統(方向別)数が一番多い。
1986年11月の西宮名塩駅乗り入れ開始以降、流通センター内への延伸は1989年3月29日、西宮すみれ台線の輸送開始は1989年5月15日、岡場駅への乗り入れは1996年9月1日に、西宮名塩さくら台線の輸送開始は1997年4月1日からそれぞれ行われている。特に「岡場駅」「名塩さくら台」の書体が微妙に違っていることにも注目したい。
白いテープで隠された箇所は「三田 SANDA」と書かれていた。これは[155]西宮名塩駅〜名塩〜鎌倉峡〜下山口〜新道場〜三田系統(廃止直前)のもので、2008年3月15日改正で廃止になった。
路線図と時刻表。
4のりば
(西宮名塩ニュータウン)東山台四丁目方面
東山台四丁目方面への西宮名塩ニュータウン線は、住宅・都市整備公団により整備された新規団地「西宮名塩ニュータウン」造成により新設された路線。1995年9月1日に震災仮設住宅輸送を開始しているが、西宮名塩ニュータウン線としての正式な運行開始は(社史では)1996年4月1日からとされている。
別アングルで撮影。
上屋に書かれている行先表示。
おりば
2台停車出来るスペースがある降り場帯。駅舎側に設置されている。
上屋に書かれている「おりば」表記。英語表記の "ALIGHT" は「(乗り物から)降りる」の意味で、一般に"alight from a bus(バスから降りる)" などのように使われる。
降り場の標柱は全部で3本設置されている。円板に停名表記は無い。
西宮名塩案内所
影が薄い感があった西宮名塩案内所。2008年7月1日に定期券発売期間の月末2日間を除き、窓口を閉鎖した。普段は運転士の休憩所として使用されている。携帯用時刻表などをもらう場合には、宝塚駅前案内所か山口営業所などへ行く必要がある。
駅前にある塩瀬センターと停車中のバス。塩瀬センター内にある塩瀬支所は1990年11月13日に、現在の「名塩」停付近から移転した。「名塩」停はもともと「塩瀬支所前」という停名だった。
1986年11月に開業したJR西宮名塩駅。西宮市北部の重要な鉄道駅となっている。
2008.8.19
※阪急逆瀬川駅東口の停留所は 0601 阪急逆瀬川東口 を参照。
宝塚市逆瀬川1丁目、阪急逆瀬川駅西口にある停留所。主に逆瀬川駅以西の宝塚市内線(光が丘線・逆瀬台線・甲山線)が発着している。有馬停留所と同様に、用地が狭いため、乗り場は横列駐車場のようになっており、バスや乗客を捌くために誘導員が常駐している。また案内所も併設されている。なお、6・7のりばについては阪急逆瀬川(東口)を参照。
乗り場全体の様子としてはこんな感じになっている。奥から1・3・4のりば(2のりばは欠番)。5のりばを除けば、バスは4台駐車出来るようになっている。時刻表掲示部などはここ特有のものが使われている。
1番のりば (光が丘線)光が丘北方面
3番のりば (逆瀬台線、甲山線)
逆瀬台団地前、逆瀬台センター、宝塚西高校前、エデンの園、かぶとやま荘方面
4番のりば (逆瀬台線線)
逆瀬台団地前、逆瀬台センター方面
5番のりば (甲山線) 宝塚西高校前方面
5のりばは1〜4のりばとは離れて、北側の歩道帯に設置されている。ターミナル内の乗り場混雑緩和のために、平日と土曜日の朝ラッシュ時間帯(始発〜8:20発便)で、[103]宝塚西高校前行・[104]エデンの園行の2系統は3のりばではなく5のりばから発車している。 なお、5のりばの標柱時刻表は3のりばのものに全て掲載されている。
上屋に掲げられている古めの看板。
<補足>宝塚市内線の乗継乗車割引
1986(S61)年12月20日から、「阪急逆瀬川」停留所を乗継停留所とし、阪急電鉄今津線以東1区間と以西1区間を相互に乗継ぐ旅客には、特別に乗継旅客運賃を設定している。運賃は320円(阪急逆瀬川以東1区運賃と以西1区運賃の併算額の25%引)で、適用期間・区間は特定なし。
この特例に基づき、逆瀬川駅前案内所などで乗継券(乗継乗車券)を販売している。下の図は制度を模式化したもの。適用期間の特定は無いので、2乗車するのは同日で無くても良い。
乗継券に書かれている主な注意(要約)
・乗車前に乗継乗車券と乗継券を切り離すと無効。1回目は降車の際に乗継券と切り離して使用。2回目は降車の際に乗継乗車券と乗継券を切り離さずに使用。
・乗継は指定停留所以外(=阪急逆瀬川)以外では不可。
・券の区間をこえて乗車の場合には、1区につき20円を追加して支払う。
(補足)2004年9月1日から、[105]阪急逆瀬川〜宝塚ゴルフ場・宝塚西高前・盤滝口〜かぶとやま荘系統が整理券多区間方式(1区210円、2区230円)から、全区間とも1区間210円に変更、西宮ゴルフ場〜かぶとやま荘の各停留所で宝塚市内線の定期券が使えるといった運賃値下げを実施した。これにより阪急逆瀬川発着の路線は全て市内均一1区間のみとなっている。
2008.8.19