阪急バス路線物語(BLOG ver.)

阪急バス・阪急田園バスが運行する京阪神地区を中心に、「バス停」とその風景を撮り続けています。

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0239 後川(しつかわ)

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 篠山市後川上にある停留所。もとの停名は「篠山町後川(ささやまちょうしつかわ)」。1999年4月に篠山「町」が篠山「市」になったことに伴って、現在の「後川」という停名に改称された(2000年6月4日の改正時には既に「後川」になっていたことから、この間に改称したものと思われる。) なお、「後川」という地名自体については、「しっかわ」と読まれていたが、現在では「しつかわ」と読むのが妥当なようだ(兵庫県地名大辞典,角川書店,1988.10 および 日本郵便 郵便番号一覧による)
 もともと篠山町に乗り入れる路線は、1962年11月20日に城東村(当時)の嘆願によって開設された籠坊温泉系統だけだったが、この系統が自家用車増による乗客大幅減や 冬期に泉郷峠(通称)でのスリップ転落事故が追い討ちを掛けて、1974年4月に運行を休止、1977年6月に路線廃止となり、篠山への阪急バス路線は消滅した。
 その後、篠山町および後川地区の住民から、大阪・篠山間を結ぶ交通期間として、さらには丹波地域と阪神圏とを交流する生活路線として、杉生線の後川方面への延伸要請がなされてきた。兵庫県道川西篠山線の西峠を含む区間の改修が完了したこと、さらには後川での折り返し用地も確保し、運行条件が整ったことから、1984年5月10日より杉生新田系統を篠山町後川まで路線延長し、地域住民の利便性を図るとなった。前日9時30分頃から折り返し用地にて、路線開設への盛大な記念式典が催された。
 バス趣味者にとっては、「阪急バス(一般路線の)最北端の地」として認知されているが、過去に運行していた路線も含めると、摂津天王(能勢町 1999年4月14日最終廃止)や籠坊温泉(篠山市 1977年6月21日廃止)に次いで3番目である。 

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 阪急バスカラーに塗られた待合所。トイレや手洗場も備えている。

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  標柱は「阪急岡町」停のものを塗り替えたものであった。「篠山町後川」から「後川」へと名称が変更されたときに取り替えられたようだ。

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 過去に[10]川西BT~後川系統という、運賃が片道1000円(1997年1月運賃改定以降)もする超ロングラン路線があった。阪急バスでは唯一4桁運賃となる路線だったため、この路線を担当する車両には特別に4桁対応の運賃表示機が装備されていた。なお同ロングラン路線は2002年3月24日の清和台・猪名川営業所管内路線改編によって消滅し、[41]日生中央~後川系統に短縮された。 


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 後川で発車を待つ日生中央行き。2002年3月24日の改正で便数は変わらないものの、川西BT直通の系統が廃止され、全便日生中央止めとなった。
 ちなみに乗務員の話によると、この後川系統に乗務するのは数ヶ月に1度程度だそう。ここまで来る客は、旅行者か物好きばかりで 地元民らしき人が乗るのを見たことが無いとか。

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 停留所周辺地帯にはのどかな田園地帯が広がっている。乗務員いわく、天気がよければ遠くの山 まで見えるらしいが、このときは生憎の雨模様だった。

2003/7/5

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