阪急バス路線物語(BLOG ver.)

阪急バス・阪急田園バスが運行する京阪神地区を中心に、「バス停」とその風景を撮り続けています。

0890 ダイ(だい)

※ この停留所は2010年10月4日改正で廃止されました。
  運行経路だった旧府道茨木亀岡線(奥垣内~竜仙峡間)は安威川ダム工事の進捗に伴い、2011年6月末日までに道路が閉鎖されており、通行はできません。
 

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 大阪r46(茨木亀岡線)、茨木市大字車作ヲガミの南部にある停留所。停留所東側および南側には小集落(ヲガミ地区)があっただが、安威川ダム造成により撤去されて更地になっている。写真は車作に向かって撮影。

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 茨木に向かって撮影。

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 阪急茨木方面の標柱。車作方面と兼用している。現在は塗装更新されてしまっている(2008.2.10確認)。

2006.4.30
 2010.9.29廃止に伴う文章改訂 <補足>「ダイ」の名前の由来は?
 「ダイ」の由来だが、もともとネット上で定説とされていたのが『"大阪砕石"、略して"ダイサイ"から取った』というもの。しかしながら、停留所近くは耕地(棚田)と人家があるだけで、同事業所を含めて近くには砕石場などの工場は無いので、この説は不適となる。
 ということで地名由来説が妥当となり、過去に大阪ローカルのラジオ番組宛てにラジオ視聴者の依頼のもとに調査したところ、「昭和27年の開設当初に存在していた地名、見山村大字車作ダイから取った」との阪急バスが回答したという。
 しかしながら、私自身も茨木市史についていた土地台帳で確認したものの小字で「ダイ」なる地名は無かったため、茨木市・市史編さん室に質問をしたところ、『新修茨木市史第8巻(地理編)』によれば、ダイ停留所周辺(東側および南側)で民家がなしていた地域の小字は「ヲガミ」であり、停留所西側などの傾斜地は「山添」という小字であり、「ダイ」という小字名は一切認められなかった。すなわち「ダイ」というのはあくまで通称の地名であり、公称としては存在していない地名なのである。
 また、「ダイ」という名前の由来に関しては、実際にダイ停留所周辺に住んでいた住民の方にも聞き取りを行っていただいたが、「ダイ」の由来について明確な回答は得られなかったそうだ。説としては、ダイ停留所から北西の山間に耕地および人家があったあたりの小字が「西代(ニシンダイ)」となっており(国土地理院の空中写真などで確認することができる)、また、茨木市内においては道祖本や宿久庄などの地域をはじめ耕地があるあたりに「~代(ダイ)」という小字がつけられているから、不確定ながらもこれが「ダイ」の由来の一説として考えられるという。
 結局のところ、「ダイ」の由来について確証は得られないが、考えられうる説としてここに書き留めておく。茨木市市史編さん室のご担当者様、および地元住民の方に、この場を借りて御礼を申し上げたい。

2010.9.24 文章大幅加筆・訂正
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