2007.10.10 Wed
0293 平野(ひらの) (川西市)
川西市平野、能勢電鉄平野駅前にある停留所およびバスターミナル。
乗降場は国道173号線の上下方面に2ヶ所、および駅西側のバスターミナルに設置されている。 バスは主にバスターミナルを発着としており、国道上の乗り場には日祝のみ運転される西能勢線・阪急池田〜能勢町方面系統の1往復のみが停車するのみとなっている。
・バスターミナルのりば
能勢電平野駅の北西にあるバスターミナル。北に向かって撮影。
旧来のバスターミナル(後述)を始め、国道173号・平野駅付近では、送迎車両が旋回する適当な場所が無いなどの理由で、交通の円滑な処理が出来なかった頃から、1999年12月の川西市議会定例会で新ターミナル建設が決定。しかしながら、土地所有者との交渉、硬質岩盤による工事難航などにより完成が延着しており、2002年4月15日からようやくの併用開始となった。
場所としては平野駅から国道に掛かる連絡通路を通って反対側まで行かないとダメだという、かなり不便なところに位置している。連絡通路自体にも屋根などは無く、一般的なバスターミナルに比べて「失敗作」と言っても良いだろう。・・・とはいえ、ほかに(特に駅前に)ターミナルを作るような土地も無く、この場所しか作れる土地が無かったのかも知れない。
バスターミナル自体は4バース(うち乗り場2、降り場2)で構成されており、送迎車用のスペースも設置されている。
1番のりば
多田グリーンハイツ、水明台、大和団地方面
平野停留所で最も発車本数が多い1のりば。平野駅以西のグリーンハイツ(緑台・向陽台・水明台)方面へと走る系統が主で、毎時3〜4本程度の本数がある。川西病院・山下駅前・大和団地方面行きもここから発車するが、毎時1本程度のみ。
2番のりば
けやき坂・清和台営業所方面
けやき坂・清和台方面のバスが発車する(2)のりば。もともと清和台団地が造成していた頃は、まだ川西・清和台間の道路整備が貧弱であり、清和台輸送は平野駅接続と川西能勢口駅接続とで二分されていたようである。その後、県道12号バイパスなどの整備もあって、清和台輸送の中心は川西能勢口駅接続が基本となり、平野駅接続系統は現在では1時間に1本程度となってしまった。
平野案内所
平野案内所。 主に日祝を除く11:30〜19:00に営業(2008.3現在)・・・していたのだが、 2009年5月1日から月末2日・月初1日の3日間の定期券発売期間を除いて窓口は閉鎖されてしまった。
・旧バスターミナル
旧・バスターミナルは、清和台地域〜鉄道接続駅の交通渋滞緩和のために、清和台の開発事業者が特定財源として市に寄付し、1981年7月*〜2002年4月14日までの約21年間、阪急バス専用ロータリーとして併用されていた。その後、バスターミナルの2階・3階部には自転車駐輪場として1987年4月1日から併用開始された。
2002年4月15日の新ターミナル完成と同時に、旧ターミナルは写真のように閉鎖されてしまっている。市側では「何か有効利用できないものか」と模索しているようだが、工事に莫大な費用がかかるなどの理由で、2007年現在もその有効利用が決まっていない状態である。地元からも「汚い、危ない、暗い」などと邪魔者扱いされているようで(ちなみに写真は閉鎖から2年後の2004年に撮影したもの)、バスターミナルの末路としては寂しい道を送っている。
*ちなみに、川西市議会録では4月1日、阪急バス最近10年史では7月となっている。清和台・平野線の開設が1981年7月13日であることを考えれば、ターミナル完成が4月で、併用開始が7月という解釈か。
平野駅前国道沿いのりば
南行き:能勢町宿野・能勢の郷行き(2008年12月7日より運休)
北行き:池田行き(2008年12月7日より運休)
能勢町と阪急池田駅とを直通で結ぶ西能勢線 池田〜山下駅前〜能勢の郷・能勢町宿野系統が発着する国道上のりば。 池田に向かって撮影。
池田〜能勢町直通系統に関して言えば、能勢町内の阪急バス路線再編・デマンドバス運行開始が行われた1972年には、従来 山下駅接続系統を主体にしていたのが池田駅直通系統を主体に切り替えたが、その後再び山下駅接続系統が主体となり、現在では池田駅接続系統は行楽輸送に対応する日祝の朝に1往復運転されるだけである。 車内放送では多田グリーンハイツ方面への乗り換え案内が行なわれる。
・能勢町宿野・能勢の郷方面
いたって普通の標柱・・・だと思っていると、、
時刻表面には路線図はおろか時刻表すら掲示されていないという、やる気の無い、ヒドイ有様。廃止されてしまったのかと思ったが、公式WEBサイトを見る限りではまだ使用中らしい(2004年当時)。
・池田方面
2002年4月頃まで行われた平野駅周辺の道路整備に伴って、標柱も新調されている。
国道の歩道橋に掛けられている道路標識。駅の標識をよく見てみると、能勢電鉄カラーになっているいたのだが、その後能勢電鉄は阪急と同じ赤茶色(俗にいうマルーン色)塗装になり、「フルーツ牛乳」などといわれていた黄色主体の塗装は無くなっている。
2004.4.7
2002年4月15日 新ターミナル併用開始
参考文献
・阪急バス最近10年史
・川西市議会録 平成13年6月・9月・平成14年6月・平成19年12月定例会