阪急バス路線物語(BLOG ver.)

阪急バス・阪急田園バスが運行する京阪神地区を中心に、「バス停」とその風景を撮り続けています。

槻並(つくなみ)

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 川辺郡猪名川町槻並字久保ノ奥にあった停留所。
 猪名川町北部や能勢町においては1980年代中頃までいわゆる「不採算路線」が複数運行されていた。こうした「不採算路線」のうち、平均乗車密度5人未満であり、その路線の整理を前提として、営業費と営業収益との損失分を、市町村と都道分権がそれぞれ半分ずつ補助し、国が都道府県の負担額の半分を補助するという制度の適用を受けた路線は「第三種生活路線」(1982年9月末にこの補助制度は廃止)と呼ばれ、杉生線の北田原~槻並系統もこの第三種生活路線に指定されていた。1983年9月、阪急バスでは、利用者が極端に少なく、将来にわたって増加が見込めないこの路線の廃止を発表し、この路線を含めて杉生支線の路線再編を1983年11月9日に実施した。
 ながらく、槻並地区には路線バスは運行されてこなかったが、2000年4月1日に猪名川町内線を開設したことで(中木津方面~東山~槻並西~)槻並大橋~屏風岩間が事実上復活となり、2001年11月22日には、槻並大橋~槻並仁部上までの延伸を果たした。

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 地元の方への聞き取りによれば、ちょうど左側の平屋の前にバス停があったという。

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 集落のなかに不自然に残っていた空き地。聞き取り調査によれば、槻並地区には車庫があったという。
 この空き地がバスの車庫だったのだろうか?

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 当時の町広報誌に掲載されていた運行開始の案内。運行開始当初は池田発着のロングラン路線だった。1970年代末期には杉生線の本線系統と北田原~槻並の支線系統に乗り換える運行形態をとっていた。

2012.4.22
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