阪急バス路線物語(BLOG ver.)

阪急バス・阪急田園バスが運行する京阪神地区を中心に、「バス停」とその風景を撮り続けています。

芦屋学園(あしやがくえん)

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 芦屋市六麓荘町にあった停留所。1963年9月30日に「芦屋女学校」から「芦屋学園」に停留所名称を変更した。もともとは1937年に女学校が開設されたことによって新設されたが、1971年1月8日の路線再編で廃止された。

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 芦屋大学方面に向かって撮影。

▼芦屋学園系統について
 1937年(昭和12年)に女学校が開設されたことにより運行開始した。しかし、当時の芦屋市内線は不採算路線であることから、収支改善をため、阪急バスは貸切バスのチャーター便として運行することを1969年(昭和44年)に学園側に提案する。これは、登下校時に輸送が集中し、乗務員・車両ともに非効率な運用であり、ワンマン化の路線再編成でも不合理な面も多く、5ヶ年で7500万円もの欠損をあげていたためである。
 1971年(昭和46)年1月8日、芦屋市内線の路線再編成により一般路線としての運行を廃止。代わりとして、3学期の授業開始から、貸切チャーターバス10台による運行が開始された。前年9月に閉幕した大阪万博で余剰となった貸切車両の再利用や特定貸切事業の展開が目的であったという。阪急・阪神・JRの各芦屋駅から学園までピストン運行し、学生・職員を輸送していた。利用者は定期券を購入し、運行損失金は補填を受ける制度となっていた。
 貸切チャーターバスとなってからどのように運行していたかは分からないが、学園祭など一般人が利用できたときには阪神芦屋~大正橋(旧:月若橋?)~JR芦屋~大学前(旧:芦屋大学前?)~中・高前(旧:芦屋学園前?)というルートで運行していたようである。また、2004年4月からは乗車料金が無料になったようである。
 2005年3月を以って阪急バスによる運行は終了し、学園独自の運行に切り替わった。

2016.10.29
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