阪急バス路線物語(BLOG ver.)

阪急バス・阪急田園バスが運行する京阪神地区を中心に、「バス停」とその風景を撮り続けています。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 スポンサー広告

2015年4月1日、豊能管内の路線がちょっと変わりました。

2015年4月1日、豊能町周辺の路線で路線再編が実施。
img_20150405_090.jpg 
 2015年4月1日、茨木管内で路線再編が実施されました。また、豊能管内でも豊能町による「豊能町地域公共交通基本構想」の短期計画に基づき町内東西移動が大きく変わりました。

>> 阪急バス東能勢線と連絡する「豊能町リレー便」の運行が開始。
img_20150405_052.jpg 
 豊能町地域公共交通基本構想の短期計画に基づき、豊能町東西バス(希望ヶ丘~ときわ台)を廃止し、阪急バス東能勢線と連絡する「豊能町リレー便」の運行が開始されました。運行の詳細については、豊能町役場の該当ページを参考にしてください。

0274_20150405_02.jpg 
 中止々呂美停留所で、リレー便と東能勢線とを乗り継ぐことで、豊能町の東西間の移動が保持されることとなりました。

img_20150405_043.jpgimg_20150405_099.jpg 
 また、東西間直通運転の廃止に伴い、乗継割引の適用が開始されました。

>> 1997年12月22日以来、18年ぶりに余野~茨木間の直通運転が復活
img_20150405_084.jpg 
 1997年12月22日の路線再編で分断されていた忍頂寺線(阪急茨木~忍頂寺~余野)が18年ぶりの2015年4月1日から直通運転化されることになりました。また、このダイヤ改正に伴って、直通便の運行は茨木営業所から豊能営業所に管轄が変更されています。


img_20150405_074.jpg 
 1997年12月改正以前、銭原経由は[81]系統、上音羽経由は[82]系統でした。分断後は忍頂寺以南が[81]系統、以北の銭原経由が[139]系統、上音羽経由が[138]系統に変更。今回の改正では銭原経由が[81]系統となり、上音羽経由は[181]系統にそれぞれ番号が変わりました。

 なお、今回の直通運転化に伴い、運行本数が削減されてしまいました。昼間の閑散時間帯の運行を取りやめるなどが主ですが、平日の7時台発の茨木行きや最終20時台発の余野方面の便もあわせて廃止されたため、通勤・通学の利用客にとっては痛手となりました。
 一方で平日の希望ヶ丘→茨木向きを除き、ほとんどの便で希望ヶ丘~(千提寺口のりかえ)~茨木間の接続時間が短縮されることとなりました。ネオポリス線も忍頂寺線も運行管轄が豊能営業所になったことで、運行の一元化が図られています。 2015年4月1日改正前後の比較表は下表の通りです。(クリックすると拡大します)
20150401_nincho_neo_time02.jpg  

20150401_nincho_neo_time01.jpg  

>> 中止々呂美、千提寺口の乗継拠点で電灯が設置。
0274_20150405_12.jpg 
 幹線バス路線である北大阪ネオポリス線・忍頂寺線・東能勢線・箕面森町線の乗継拠点である「千提寺口」「中止々呂美」の各停留所では、以前から懸念事項であった電灯が設置されました。
 茨木市や箕面市は各バス停の電灯の設置に否定的であったようで、阪急バスが標柱に電灯を設置することで、この問題が解消されることとなりました。

1954_img20150328_07.jpg 
 この装置はアルナ輸送用品による「ソーラー式外照装置『ソーラアイⅡ』」と呼ばれるもので、昼間はソーラーパネルで電力を蓄え、夜間に発光する装置です。人が近づくことで写真のように光が強くなり、夜でも時刻表が見えるようになりました。また、明かりがあることで、バス乗務員からもバス停に乗客がいるかどうか判断しやすくなりました。(写真はイメージです)

>> 東能勢線や忍頂寺線にも新型車両導入。
img20150328_60.jpg 
 2011年~2012年にネオポリス線で新型車両の導入が行われましたが、2015年春からは東能勢線や忍頂寺線でも新型車両の導入がはじまりました。

img20150328_55.jpg 
 40分~80分近くの長時間乗車が強いられることから、車内設備も着席数が増やせられる構造に。座れるようになったことで、通勤・通学のストレス軽減に一助することとなりました。


<コラム>実際に利用してみると…
>> 豊能町リレー便は「乗り継ぎ間に合うの?」のストレスが。
 まず、豊能町リレー便については、運行区間が最小限になったことから、豊能町東部から西部の公共施設(シートスなど)の利用が不可能な状況になりました。このことから、池田市・箕面市・茨木市・豊中市といった周辺自治体との公共サービスの相互的な利用が模索される必要性がありそうです。
 また、運行ダイヤを見てみると、箕面森町線・東能勢線との両路線に接続する必要があることや、折り返し時間が無いことから、乗務員・利用客ともに「乗り継ぎに間に合うのだろうか?」という精神的なストレスが強いられます。横断歩道で向かい側に行くのも、信号待ちでヒヤヒヤもの。
 料金面ではスクールパスやhanica定期券・グランドパスなどの既存の乗車制度を利用することで金額的な負担はさほど変わらないものの、直通化されなくなったことによる安定した乗継確保が求められます。

>> 忍頂寺線、直通化。長い、長い。渋滞、ひどい。
 忍頂寺線は直通化によって阪急茨木~余野間の所要時間が80分ほどになりました。乗務員さんにとっては出入庫の往復時間が3時間ほどに。阪急バスの路線ではかなり長い方になります。
 通勤・通学時間帯の便を中心に運行本数が削減されたほか、茨木市内の渋滞が解消される兆しがなく、こちらもまだ課題はありそうです。
 一方で、千提寺口でのネオポリス線~忍頂寺線の乗継はほとんどの便で接続時間が短縮されました。運行管轄も同一営業所になったことから、運行管理の面でも連絡もしやすくなったようです。

>> 明かりがついたのはやっぱり嬉しい。
 夜の「千提寺口」停留所は、明かりがありませんでした。あんな真っ暗な中で20分近くバスを待つのは、通勤客はともかく高校生にとっては苦だったでしょう。利用客側で懐中電灯を持ち歩く・・・なんてことも、今回の整備で必要がなくなりました。

>> とにかく座りたい、新車導入。
 周辺自治体に比べて、通勤時間と比較しても、長大な豊能町民の通学時間。始発の5時・6時台から既にラッシュがはじまります。バスで座ることができれば1時間近くの仮眠が取れるのですが、座ることができなければ1時間近く峠道を立ちっぱなしに。こうした面でも、乗客のストレスが軽減されるのはうれしい限り。…欲をいえば、昔の車両のようにハイバックシートにしてもらえたら、仮眠しやすくなるのですが。
関連記事

 特集:豊能町地域公共交通基本構想

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。