阪急バス路線物語(BLOG ver.)

阪急バス・阪急田園バスが運行する京阪神地区を中心に、「バス停」とその風景を撮り続けています。

大阪からバスを乗り継いで滋賀県へ~京都線~

 ある日、このBlogの某読者さまから次のような新聞記事を頂いた。

kyoto-line_teisan.jpg  
(1962.4.29 産経新聞滋賀版、提供:Kさま クリックすると別窓で拡大します)

 記事を要約すると、次のようになる。
 『滋賀県の帝産湖南交通が信楽・石山駅から山科を通り京都市内への路線開設を模索し、当初は京阪三条を終点とする予定だったが、交通事情により河原町御池の阪急バスターミナルを終点とする路線に変更し、5月1日から運行を開始する。信楽~京都間は180円、1時間30分。ダイヤは河原町御池発本町四丁目(大阪市)行の阪急バスと10~15分の待ち合わせで連絡できるようにし、信楽から大阪市内中心部への乗り入れが実現、さらに阪急バスと協議して、1枚の乗車券で相互乗車を行う予定である。』
 阪急バス50年史には、京阪線・京都急行線(大阪本町四丁目~京都)について、京阪バスからの路線譲渡・大阪市内および京都市内への乗り入れ・久世橋への乗せ換え・名神高速経由便の新設そして路線短縮といったことについて触れられているが、この記事のような大阪~滋賀間の運行については記述は無く、記事にあった連絡乗車券をはじめ、運行開始後の経緯は分からない。
 京都急行線については別の機会で触れることにして、この頃と現在の大阪~滋賀間の料金や時間を比較して、このコラムの結としたい。

>>当時の大阪~滋賀間(阪急バスは1964年6月1日現在)
 阪急バス:本町四丁目~河原町御池:150円、2時間10分前後
 湖南バス:河原町御池~信楽:180円、1時間30分
 ⇒本町四丁目~信楽間は330円、3時間40分以上

>>現在の大阪~滋賀間(駅すぱあとより)
 地下鉄本町~地下鉄梅田:200円、5分
 JR大阪~JR草津~JR貴生川:1450円、新快速利用1時間13分
 信楽高原鉄道貴生川~信楽:450円、24分
 ⇒地下鉄本町~信楽間は2100円、1時間42分以上

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1 Comments

桂 ゆき  

大阪からバスを乗り継いで滋賀県へ~京都線~ (帝産湖南交通)

初めまして。
たまたま見つけた亀岡市にある茨木台ニュータウンの記事から来ました。
私はここに書かれている、『帝産湖南交通 河原町御池から信楽』まで何度か乗車したことがあります。
昭和38年頃から41年頃まで、叔父が一家が信楽に住んでいたので、祖母に連れられて春休みや夏休みを利用して泊りがけで遊びに行っていたのです。
河原町御池から信楽まで、1時間30分だったのですね。
当時は小さかったので、もっと長い時間に感じていました。
石山駅では少し長い時間停車して、地元の方が乗ってこられましたが、始発から終点まで乗っているのは私たちだけでした。赤字路線だったでしょうね。
石山駅を出て、瀬田唐橋を渡ると道路は未舗装だったような記憶があります。
当時は、大戸川(だいどがわ)沿いは離合もできないような狭くデコボコの悪路でした。
また大量の雨が降ると土砂崩れもあったようです。
土砂崩れに現場を歩いて、信楽側から迎えに来たバスに乗り換えたと祖母から聞いた覚えがあります。(そのとき私は動行していませんでした。)
懐かしい、また貴重な新聞記事を拝見できて、うれしくてコメントさせていただきました。
ありがとうございました。

2011/01/26 (Wed) 15:26 | EDIT | REPLY |   

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