阪急バス路線物語(BLOG ver.)

阪急バス・阪急田園バスが運行する京阪神地区を中心に、「バス停」とその風景を撮り続けています。

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2013年12月21日 長岡京淀線開業など大山崎・向日管内路線再編実施へ

2013年12月21日 大山崎・向日管内
 阪急西山天王山駅開業による各路線ダイヤ変更実施、
 長岡京淀線運行開始、「高速長岡京」バスストップ併用開始へ

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 2013年12月21日、阪急京都線「西山天王山」駅開業に伴い、大山崎営業所・向日出張所管内の長岡京線・大原野線・若山台線では減便を中心とした路線再編およびダイヤ変更が実施。これに併せて、河川交通として長岡京・淀を結ぶ新路線、「にそと」こと京都第二外環道上に「高速長岡京」バスストップが併用開始されることとなりました。
 ダイヤ変更が実施される前の様子を、記事にしてみました。
 
>> 長岡京淀線[90]系統、開業へ
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 阪急バスと京阪バスの共同運行により、JR長岡京~阪急西山天王山~京阪淀駅を結ぶ長岡京淀線が開業します。平日20往復、土日祝14往復。時間帯によって多少差異はあるものの、JR長岡京・京阪淀駅間を19分、阪急西山天王山・京阪淀間を12分で結びます。運賃は150~220円。各社で発行する乗車券は共通利用できませんが、専用共通定期券や京都市域共通回数券(JR長岡京~落合橋間の利用は不可)・ICOCA・Pitapaは阪急便・京阪便ともに利用できるとのこと。

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 「洛西浄化センター」停留所では既に標柱が設置されていました。勝竜寺交差点を境に、西側は阪急バス、東側は京阪バスのエリアとなるようです。

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 京阪シティバスのみが停車していた「大下津」停留所も、12月21日からは京阪バス・阪急バス・京阪シティバスの3社共用標柱に。

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 「京阪淀駅」停留所もすでに準備が出来ているようです。ところで、停留所名は「京阪淀」なのか「京阪淀」なのか、京阪バス側でも表記がぶれています。どっちが正解なんでしょう・・・。

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 ちなみに、阪急バスが設置していた「サントリー京都ビール工場」送迎用の標柱はいつの間にか撤去されていました。今年夏の運行が終わった後に撤去されたのでしょうか。



>>長岡京線
 阪急西山天王山駅乗り入れおよび路線再編・減便

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 既存路線では、若山台線・大原野線でも運行本数を減便したり発着時刻の調整が行われるほか、長岡京線でも運行回数減少を基としたダイヤ変更が実施されることとなりました。
 同日に阪急西山天王山駅が開業する影響で、駅から徒歩圏内となる円明寺ヶ丘や金ヶ原といった住宅地を循環する路線は昼間時15分間隔から20分間隔に減便されることに。このほか、今里・薬師堂系統や免許試験場系統をはじめ、多くの路線が減便されることになります。

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 各バス停標柱には、ダイヤ変更前・後の時刻が掲載されています。

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 12月21日に開業する、阪急西山天王山駅。同日、阪急バスもこのロータリーに乗り入れる・・・のですが、開業1週間前でもまだ工事が終わってないようです。開業までに間に合うのでしょうか。


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 阪急西山天王山駅の東口駅前広場にはまだ入れないので、望遠で停留所標柱を撮影してみました。左が1番のりば、右が2番のりばのものです。

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 阪急西山天王山駅に直結する「高速長岡京」バスストップ。こちらもまだ工事中のようでした。

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 阪急西山天王山駅の開業で廃止になる「八角」停留所。 


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 阪急西山天王山駅西口広場に近接することになる「小倉橋」停留所は廃止されずにそのまま残されることになりました。


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 今回のダイヤ変更では、「八角」「小泉橋(山崎方面行き)」が廃止されます。

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 「滝ノ町一丁目」停留所は、循環系統が廃止されることで、もとの「滝ノ町」に名称が戻される予定。訪問段階では、円板などの更新はされていませんでした。
2013.12.14



・・・阪急バスの「淀川越え」に関して、Q&A形式でちょっとまとめてみました。

Q1.淀川右岸の京阪バス路線が阪急バス路線に譲渡された経緯は?
A1.1949年12月に親会社の阪急・京阪が分離したことをきっかけに、京阪バスがもっていた新京阪線(現在の阪急京都線)沿線つまり淀川を境にして右岸(西側)の路線をすべて阪急バスに譲渡しようとしたのが発端。1950年7月に契約が締結されました。京阪バスから阪急バスに譲渡された路線については、現在の路線でいえば、吹田線・吹田市内線・吹田摂津線・石橋線・忍頂寺線・車作線・茨木富田線・長岡京線・大原野線にあたります。

Q2.何で淀川右岸を阪急バスに譲渡したはずなのに、茨木や高槻で京阪バスが走っているの?
A2.これも先述の契約に基づくもので、京都急行線の京都市内乗り入れを画策した阪急バスは、1952年1月に、京阪バスと相互乗入運輸について協定を結ぶこととなりました。京阪バスにとっては、今まで石橋枚方線や高槻枚方線などを運行してきたこともあり、阪急バスの運行エリアのうち、小畑橋・大山崎間、阪急高槻市駅・国鉄高槻駅間、阪急茨木市駅・国鉄茨木駅間、阪急東向日町・向日町競輪場間について京阪バスが乗り入れることになりました。 なお、阪急バスでは、京阪バスの運行エリアのうち、阪急東向日町・久世橋間、阪急桂・七条大宮間、小畑橋・七条大宮間について乗り入れることになりました。この相互乗入協定では、運行系統や運行回数に制限はつけず、相互の任意による運行実施が出来ました。

Q3.何で阪急バスは淀川左岸を走っていないの?
A3.路線廃止されたからです。 1950年7月の契約では、京阪バスが阪急バスによる茨木車庫・枚方東口間、阪急東向日町・七条大宮間、阪急桂・七条大宮間の乗り入れを認めるというものでした。 また、このときに小畑橋・七条大宮間においても、阪急バスによる乗り入れを京阪バスが認め、京都市の了解を得たうえで、天六・四条大宮間の1日1往復に限り、運行ができると契約が交わされました。このときに、小畑橋・京都市内の産業道路(現在の国道171号線)完成後は、路線を転移するという条件付きでした。 1952年1月に、先述の相互乗入協定が締結された際に、「京阪・阪急両電鉄間の短絡輸送」については譲渡以前と同じく京阪バスが担当することとなり、阪急バスが茨木・枚方間などの運行を行うことは出来なくなりました。一方で、阪急バスにとっては、小畑橋~淀~七条大宮間、阪急東向日や阪急桂から七条大宮とを結ぶ路線の運行が可能となりました。 1950年3月、天六から小畑橋~淀~四条大宮間の「京阪国道線」を1日1往復で運行を開始。1953年8月1日、本町四丁目~京都市役所前(河原町御池)間において急行運転する「京都線」を実施しました。国道171号線の該当区間が開通した後の1958年9月10日に、東寺南門・小畑橋間で淀経由の経路が廃止され、現在の国道171号線経由になりました。 なお、「桂線」の阪急東向日町~物集女~阪急桂~七条大宮系統については、京都市バスとの競合した不採算路線であったため、1974年9月5日に廃止されました(桂線の残存区間は、2003年3月16日に路線廃止)。また、「京都線」については、1982年7月15日に下久世~河原町御池間を廃止して、京都市内への乗り入れは無くなりました。「京都線」という路線名も1983年12月28日改正で消滅しました(メゾン千里丘線開業に伴うもの)。

Q4.「淀川左岸を走っていた」といえば吹田八尾線は?
A4.上の路線譲渡とは経緯が異なります。鳥飼大橋の開通ととも現在の中央環状線が開通したのをきっかけに、吹田・守口・布施・八尾といった各衛星都市を結ぶことを目的として、沿線で路線バスを運行してきた阪急バス・京阪バス・近鉄バスの3社が免許を申請。これに対して、城東貨物線の代行輸送を目的として国鉄バスも免許を申請しました。1958年6月1日、4事業者によって吹田八尾線が開業。また、1958年9月21日には吹田~守口系統も開業しました。昭和40年代以降、交通渋滞によって定時運行の確保が難しくなり、利用客減少の歯止めが効かなくなり、1975年3月には、4事業者共通定期券を発売するなど、テコ入れをしますが、1987年4月1日に国鉄バスは撤退。その後、1990年代前半には路線縮小が進み、1997年8月22日に阪急バス・京阪バスは休止。阪急バスでは、1999年7月1日に路線廃止としました。

Q5.阪急バスが淀地域を走るのは何年振り?
A5.1958年9月10日に廃止されて以来ですから、55年振りになります。

Q6.京阪バスが長岡京地域を走るのは何年振り?
A6.「阪急バス50年史」では、京阪バスの運行がいつまでで、阪急バスの運行がいつから、という具体的な日にちが正確には分かりませんが、譲渡契約締結の年(1950年)を基準にすれば、63年振りです。

Q7.阪急バスと京阪バスが共同運行するのは何年振り?
A7.吹田八尾線が廃止されてから、共同運行路線はなかったことを考えると、16年振りです。
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