阪急バス路線物語(BLOG ver.)

阪急バス・阪急田園バスが運行する京阪神地区を中心に、「バス停」とその風景を撮り続けています。

湯村温泉(ゆむらおんせん)

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 兵庫県美方郡新温泉町大字湯、全但バス湯村温泉営業所にある停留所。阪急観光バスの停留所としては、2009年4月1日の大阪~湯村線運行開始(全但バス特急路線に参入)で新設された。

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 浜坂・鳥取方面に向かって撮影。

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 八鹿方面に向かって撮影。

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 路線バスも高速バス(特急バス)も、降車扱いは左側のガススタンド付近で、乗車扱いは湯村温泉全但ビル玄関前で行っているようだ。
 なお、2014年7月19日より浜坂方面へ延伸した阪急観光バス便では、乗降扱いともに玄関前で実施する。

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 のりば側の様子。

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 全但バスの標柱。

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 標柱には特急バス(高速バス)の時刻表が掲示されている。阪急観光バス便もこれに記載されている。2014年7月19日に阪急観光バス便が浜坂駅へ延伸してからも、浜坂駅方面の時刻は掲示されていない。


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 写真右側にあるガススタンド付近が、おりば となる。

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 おりば付近にはこんな標柱が。

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 待合室と案内窓口。待合所には、トイレ・自販機が併設されている。


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 待合所に掲示されている運賃表・路線図と時刻表。湯村温泉から八鹿方面へは全但バスが、旧温泉町・浜坂町方面へは全但バスが廃止されて町営バスが運行されている。

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 旧温泉・浜坂町への路線が町営バス化されたことで、全但バスの路線は八鹿方面のみに。


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 営業所北東にある、観光客用駐車場には路線バスの待機場も設置されてる。

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 阪急観光バスの停車スペースも確保されている。なお、阪急観光バスでは2014年7月19日に浜坂駅へ延伸してからは浜坂駅西側の通称「浜坂車庫」で待機している。

<補足> 山陰の名湯「湯村温泉」

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 但馬北部に位置する湯村温泉は平安時代に慈覚大師によって発見された。温泉地中心部にある「荒湯」は、100度近い高温の温水が湧き出ており、観光客はそこで温泉卵を食べるのがデフォルトになっている。1981年には湯村温泉を舞台とするNHKドラマ「夢千代日記」が放映され、これに関する施設もできた。

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 アクセスとしては、大阪・神戸からは直通の高速バス(全但バス、阪急観光バス)があるほか、八鹿駅から全但バス、浜坂駅から新温泉町営バス、鳥取駅から日本交通の路線バスが運行されている。

<補足> 湯村温泉を発着する路線バス 
>> 全但バス
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 八鹿駅~湯村温泉間を結ぶ全但バス。全長45kmを75分・1400円で結ぶ長大路線で、1日3.5往復が運行されている。

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 最近では小型バスによる運行もあるようだ。

>> 新温泉町町民バス「夢つばめ」

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 見た目は全但バスだが、こちらは新温泉町の町営バス「夢つばめ」。不採算路線だった旧温泉・浜坂町域の全但バス路線が撤退したことにより、2008年10月1日から町営化した。運行自体は従来どおり全但バスが担当している。

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 白ナンバー(自家用車両)が付けられた車両は有償輸送ができないが、この「夢つばめ」には、道路運送法第80条に規定された例外事項(公共の福祉を確保するためやむを得ない場合であって国土交通大臣の許可を受けたとき)が適用されている。

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 最近では、旧全但バス車両だけでなく、町のバスも増えてきているようだ。

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 全但バス車両による運行もある様子。


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 町営バス化によって、運賃が上限300円に設定された。例えば、湯村温泉・浜坂駅間は従来では490円だったのに対して、300円に抑えられている。

>> 日本交通

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 湯村温泉・鳥取間を結ぶ「ゆめぐりエクスプレス」。鳥取・因美・新温泉の各自治体によって構成された「ゆめぐりエクスプレス協議会」が主体になって、1998年4月に全但バス・日本交通の共同運行で運行開始したもので(2008年10月に全但バスが運行から撤退)、58~63分・1100円で結んでいる。但馬北部の通院対応のほか、鳥取砂丘を経由する便もあり、1日3~3.5往復が運行されている。
 
2012.12.22 

<補足> 大阪~湯村線
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 大阪梅田と湯村温泉を結ぶ路線で、2009年4月1日、全但バスのみの単独運行だったものが、阪急観光バスとの共同運行化された。運行される3往復のうち1往復の、大阪梅田10時00分発・湯村温泉15時45分発の便が阪急観光バスの担当となった。また、この改正で、西宮名塩の停車を廃止された。
 2012年12月1日には、北近畿豊岡自動車道(和田山八鹿道)の延伸開通により、全但バスの特急バス(大阪・神戸~湯村・城崎)ダイヤ改正に伴う変更を実施。阪急観光バス便では、大阪梅田8時10分発・湯村温泉13時55分発に時刻を変更した。
 2014年7月19日改正では、阪急観光バス便が湯村温泉~浜坂駅間を延伸し、出合・金屋口・栃谷七釜温泉口・浜坂駅への停車を開始した。これにより、阪急観光バス便の運行時刻が調整され、浜坂行きでは和田山IC以降の時刻が10分遅発着、大阪行きでは大幅に時刻が繰り下げられて湯村温泉~春日IC間が110分遅発着、西宮北IC以遠が120分遅着となった。また折り返し待機場も湯村営業所から浜坂車庫(駅西側、浜坂駅から5分回送)に変更されている。

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 阪急観光バス便と全但バス便とでは、停車停留所やサービスが異なっている。
 主なものとしては、(1) 全但バス便では従来からの往復乗車券の車内発券が可能、(2) 全但バス便と阪急観光バス便とで停車停留所が異なる、(3) 春日インター~青垣インター間を除く、春日インター~湯村温泉間の相互乗降は運行会社によって対応が異なっており、阪急観光バスは事前予約が可能である(2012年12月9日回答)のに対して、全但バス側では路線バスが直通運行している区間や、乗降困難な停留所での乗降は原則として不可であり、運賃表に記載している区間において運賃設定がされている区間でも但馬管内は基本的にクローズドドア制を適用している(2012年12月12日回答)。
 なお、(3)の相互乗降については、阪急観光バスが「全但バス便でも該当区間内での予約は可能」と全但バスと異なる回答をしていたことから、阪急観光バスに確認したところ、大阪~湯村線においては、全但バス・阪急観光バスともに、春日インター~青垣インター間を除き、春日インター~湯村温泉間の相互乗降を認めているとのこと(2012年12月23日回答)。


 大阪~湯村線(北近畿豊岡道経由)の運賃表。阪急観光バスが停車する停留所は表内の灰地黒字である。
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hw_yumura_line_fare.gif ← 2014年運賃改定前のもの

>> 阪急観光バス便「湯村温泉」行きの行先表示

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