阪急バス路線物語(BLOG ver.)

阪急バス・阪急田園バスが運行する京阪神地区を中心に、「バス停」とその風景を撮り続けています。

松本バスターミナル(まつもとばすたーみなる)

hw-matsubt_20.jpg 
 長野県松本市深志1丁目 バスターミナル交差点北西角、松電バスターミナルビル「エスパ」 地下1階・地上1階部にあるバスターミナル。エスパは松本電鉄が保有している、1978年5月に営業開始した7階建てのビルで、地下1階~1階にはバスターミナル施設と食品店街、7階には飲食店街、といったテナントが入っている。なお、アルピコ交通(松本電鉄)では「アリオ松本」オープンに伴い、2011年12月28日にバスターミナルをリニューアルオープンしている。 
 阪急バスでは1989年12月22日の大阪~松本線の開設とともに乗り入れを開始した。現在阪急バス便が乗り入れているのは1日2往復のうち大阪発午後便と現地発午前便の1往復である。
 松本駅お城口周辺には「松本バスターミナル(松本駅前)」のほかにも、「松本駅」「松本駅前・バスターミナル北」の各停留所があるが、ここでは[高速]大阪松本線の停車する「松本バスターミナル」のみを取り扱うことにする。

hw-matsubt_15.jpg 
 松本駅方面に向かって撮影。右手にバスターミナルがある。

hw-matsubt_16.jpg 
 付近にある交差点の名前は「バスターミナル」。このバスターミナルが松本市域でもかなり重要な位置にあるのが分かる。

hw-matsubt_13.jpg 
 バスターミナル入口の様子。でかでかとした高速バスの広告が目に付く。

hw-matsubt_09.jpg 
 深志1・2丁目交差点からエスパに向かって撮影したもの。左側のバスが停車しているあたりが高速バスおりば、右側がバスターミナル出口。

hw-matsubt_100330_23.jpg 
 バスがバスターミナルから出てくるとこんな感じに。出口すぐのところに信号があり、各ホームを発車したバスはすぐに信号につかまってしまう。

hw-matsubt_22.jpg 
 バスターミナルに行くには、エスパビルに入り、一旦地下の食品売場街に下りて行くことになる。

hw-matsubt_21.jpg 
 エスパ玄関に掲示されているバス路線図・時刻表。

hw-matsubt_23.jpg 
 食品売場を抜けるとバスターミナル施設が見えてくる。右奥にはフードコーナーも。

hw-matsubt_24.jpg 
 松本電鉄バス案内所。高速バスのきっぷ発券、路線バスの案内等々のサービスはここで行われている。

hw-matsubt_25.jpg 
 案内所隣に設置されている路線バス用の切符売場。松本バスターミナルから路線バスに乗る際には切符をいちいち買う必要は無いものの、乗る前に運賃を確認するのにはちょうど良いだろう。

hw-matsubt_26.jpg 
 待合所(右)とおみやげコーナー(左・奥)。関西に戻るときにはここでおみやげを買うと良いかも。

hw-matsubt_29.jpg 
 のりば入口がこんな感じ。ここから階段を昇ってのりばへ。エスカレーターやエレベーターは無いので注意。


◆バスターミナルのりば  ※路線バスは2010年10月1日現在
 バスターミナル構内は2つのバスホームで構成されており、エスパ側のホームに1~5番のりばが、道路側に6~10番のりばがある。路線バス・高速バスともに、松本市域を管轄としている松本電鉄バスが主として乗り入れている。
 高速バスの発車番線は8~10番のりばのいずれかだったが、2008年7月16日の松本電鉄バス全線ダイヤ改正で路線バス・高速バスともにのりばが変更され、大阪線の発車番線は7番のりばに、さらに2010年7月9日からは8番のりばに変更された。

hw-matsubt_100330_50.jpg hw-matsubt_100330_48.jpg 
 このバスターミナルにはどの乗り場にも発車信号が設置されており、発車時刻になるとプルルル…と発車ベルが鳴るとともに信号が赤から青に点灯し(写真)、バスは発車する。2010年3月末までは係員による」発車案内のアナウンスも行なっていた。 

>>路線バスのりば
hw-matsubt_100330_19.jpg  
1番のりば 松本城・信州大学前・浅間温泉方面
 大名町→[32]市役所前/[130]上土町→新町→信州大学前 経由
 [32]浅間温泉方面(浅間線)、[130]横田方面循環(信大横田循環線) 
hw-matsubt_100326_04.jpg 
 1番のりばからは浅間温泉方面行きのバスが出ている。ここから発車するバスは信州大学を経由しており、学生を中心に利用者は多い。

2番のりば
 
 市民芸術館・横田・松本第一高校を経て
 [21]浅間温泉方面(新浅間線)
 [120]信州大学前方面循環(横田信大循環線)
hw-matsubt_100326_03.jpg 
 2番のりばからは旧松本電鉄浅間線跡の道路を経由するバスが出ている。

3番のりば 
 大名町・市役所前を経て
  [31]桜橋・惣社・美ヶ原温泉方面(美ヶ原温泉線)
  [45]蟻ヶ崎高校前・アルプス公園 (アルプス公園線)
 東町を経て
  [51][52][53] 惣社・里山辺出張所前 経由
   [53]舟付橋、[52]三反田組合前・奈良尾車庫前→[51]大和合(入山辺線) 
  [55]信州大学前・岡田東区 経由
   [55]化石館・四賀支所(四賀線)
hw-matsubt_100326_10.jpg 
 美ヶ原温泉などに行く場合には3番のりばから。

4番のりば 
 市民芸術館を経て
  [23] 埋橋・並柳小学校経由 団地南方面循環(並柳団地線)
 庄内町・出川・寿台東口を経て
  [62]寿台西口→[61]村井駅(寿台線) 
  [63]中信松本病院・棚峯(松原線) 
  [64]内田出張所前・倉村(内田線)
hw-matsubt_100326_07.jpg 
 4番のりばからは松本市南部にある住宅団地に向かうバスが出ている。

5番のりば 
 市民芸術館を経て
  [24]中山霊園口経由 古屋敷(中山線)
 東町を経て 
  [57]信州大学前・岡田出張所前経由 三才山・鹿教湯温泉(鹿教湯温泉線)
 大名町・市役所前・蟻ヶ崎高校前・北蟻ヶ崎を経て
  [41][42]法務局前・ 岡田出張所経由 [42]稲倉→[41]一の瀬
 鎌田を経て [76][77]笹部経由/[71][72][73][74]高宮経由
  [77]笹部団地、[76]和田・山形役場・上大池・車庫前(山形線) 
  [74]
神林高速バス停前→[71]信州まつもと空港→[72]下今井→[73]上今井(空港・朝日線)
  [74]神林高速バス停前経由/[75]大久保工場公園→管理会館(大久保工業団地線)
hw-matsubt_100326_09.jpg  
 5番のりばはその他のローカル路線が発車する。長野道神林や松本空港、鹿教湯温泉方面に行く場合にはここから乗ることに。

>>高速バス・特急バスのりば 
 2008年7月16日の松本電鉄バスダイヤ改正以前は、高速バスは路線に限らず8~10番のりばから発車しており、8番のりばには1号車、9番・10番のりばには続行車あるいは同時発車の別路線便の発車番線となっていた。
 2008年7月16日からは、6番のりばが高山・新穂高温泉・上高地・白骨温泉各方面、7番のりば大阪・名古屋・飯田各方面、8番のりばが新宿・仙台各方面、9番のりばが美ヶ原高原・美ヶ原高原美術館各方面、10番のりばが長野方面行きと、行先ごとに乗り場が分かれるようになった。
 そして2010年7月9日からは、6番のりばが新宿・高山各方面、7番のりばが新宿方面続行車用、8番のりば大阪・名古屋・飯田・上高地各方面、9番のりばが新穂高温泉方面、10番のりばが長野・美ヶ原高原美術館方面と、各のりばからの発車路線が変わった。 
 2011年12月28日の改装以降は、6番のりばが新宿・大阪・名古屋各方面、8番のりばが松本空港・上高地・白骨温泉各方面、9番のりばが長野方面、10番のりばが高山・新穂高方面に変更されている。
hw-matsubt_100330_18.jpg  

6番のりば
・2010年7月9日より
 (高速バス)中央道日野・新宿西口高速BT
 (特急バス)平湯温泉・高山BC
・2008年7月16日より2010年7月8日まで 
 (特急バス)平湯温泉・高山BC
 (観光地路線バス)上高地、乗鞍高原・白骨温泉
hw-matsubt_1007_052.jpg  
 新宿方面や飛騨高山に向かう場合はここから。新宿線については2号車などの続行車は後方の7番のりばなどから発車する。
 2008年7月~2010年7月の間は上高地方面や乗鞍方面への直通バスのりばとしても機能していた。

hw-matsubt_nobi.jpg  
 濃尾バスの高山・松本線。高山で特急バス同士の乗り換えをすることで、金沢~松本間を移動することができ、松本電鉄バス・北陸鉄道では乗継きっぷも発売されている。

7番のりば
 ・2010年7月9日より
 (高速バス)中央道日野・新宿方面 2号車用
・2008年7月16日より2010年7月8日まで
 (高速バス)京都深草・大阪梅田、名古屋、飯田
hw-matsubt_1007_032.jpg   
 2008年7月~2010年7月の間 大阪・名古屋・飯田の各方面は7番のりばから発車していたが、現在は新宿行きの増便用のりばとして使用されている。

8番のりば 
・2010年7月9日より
 (高速バス)京都・大阪梅田、名古屋、飯田 
 (観光地路線バス)新島々BT・上高地
・2008年7月16日より2010年7月8日まで
 (高速バス)中央道日野・新宿、仙台 
hw-matsubt_1007_092.jpg  
 2010年8月現在、ここからは京都・大阪、名古屋、飯田方面の各高速バスと、新島々および上高地方面への直通バスが発車する。写真は乗客扱いを行なうアルペン松本号京都・大阪行き夜行便。

hw-matsubt_1007_089.jpg 
 松本バスターミナルでは、各番線ごとに写真のような発車案内板が設置されている。入線する時刻が近づいてくると写真のようになる。

hw-matsubt_1007_085.jpg 
 時刻表の掲示板はこんな感じ。

9番のりば
・2010年7月9日より
 (特急バス) 新穂高温泉
・2008年7月16日より2010年7月8日まで
 (観光地路線バス) 美ヶ原高原、美ヶ原高原美術館
hw-matsubt_1007_015.jpg  
 2008年7月~2010年7月の間は美ヶ原高原方面、2010年7月からは新穂高温泉方面のバスが発車する。発車本数も少ないため、大阪線や名古屋線の続行車用のりばとして使用されることもある。

10番のりば 
 (高速バス) 長野道豊科・長野道姨捨・長野駅・長野県庁 
 (観光地路線バス) 美ヶ原高原美術館(2010年7月9日~)
hw-matsubt_1007_063.jpg  
 松本・長野間はJRを利用する方法もあるが、高速バスという手もある。1日あたり11往復+平日6.5往復(+α)という運行本数で、平日のラッシュ時で30分毎、昼間時で60~90分毎で運行。所要時間は普通列車と大差はあまり無く、両市街地に直通することもあり、利用客は多い。途中の豊科や本城・坂北といった途中停留所での利用があるのも特徴的だ(2010年3月撮影)。

◆バスターミナルおりば・11番のりば(エスパ南側・道路上) 
 高速バス・特急バス各線、路線バスの一部路線 のおりば
 千葉方面 高速バスのりば
hw-matsubt_12.jpg 
 松本バスターミナルの降り場は複数個所あるが、高速バスが関連してくるのはエスパ南側の写真の位置となる。

hw-matsubt_100326_01.jpg 
 高速バスおりばに到着した長野発松本行き高速バス。おりば横にはエスパへの入口がある。

hw-matsubt_1007_072.jpg   
 松本バスターミナルに到着した、アルペン松本号112便。

hw-matsubt_05.jpg hw-matsubt_06.jpg 
hw-matsubt_10.jpg 
 おりば標柱。標柱が2本設置されており、前方の標柱には高速バスの案内が書かれている。

◆その他(周辺の様子など) 
hw-matsubt_100330_52.jpg  
 バスターミナル入口近くにもおりばが設置されているが、こちらは駅北側からの路線バスが降車扱いを行う。高速バスはここを通り過ぎて、エスパ南側のおりばで降車扱いを行う。

>>松本駅 (松本バスターミナルからスグ・約5分)
hw-matsubt_01.jpg 
 JR・松本電鉄 松本駅。鉄道を利用して上高地や白馬方面に向かうにはここから。

hw-matsubt_1007_046.jpg 
 また、松本駅前には松本市中心市街地部をまわる「タウンスニーカー」ののりばもある。写真はお城口のりば。

>>松本城
(松本バスターミナルから松本電鉄バス浅間線・美ヶ原温泉線・信大横田循環線などの路線で、
 松本城黒門、市役所前、大名町のいずれかで下車。)
hw-matsubt_100330_03.jpg 
 松本バスターミナル・松本駅から北へ1kmほど行ったところにある「松本城」。姫路城などと同じく天守閣が国宝に指定されている。

>>温泉に向かう路線バス(鹿教湯温泉、浅間温泉、美ヶ原温泉)
 ※ 詳細は松本電鉄バスのWEBサイトなどを参照。
hw-matsubt_kakeyu_bus.jpg 
 [35]鹿教湯(かけゆ)温泉行き。鹿教湯温泉で上田駅方面(千曲バス)と連絡しており、乗り継ぎ切符が車内などで発売されている。乗継時間を含めた所要時間・運賃は2時間程度・片道2000円(往復3800円)と、鉄道利用よりも若干有利。2007年4月に接続が改善され1日5往復運行されていたが、2009年12月の改正で平日2往復のみに減回しているため、観光客にとっては少々利用しづらいか。

hw-matsubt_5548.jpg 
 [31]美ヶ原温泉行き。ホテルの無料送迎バスも別途運行されているようだが、路線バスで行ってみても良いかも。バスの利用者は温泉に行く旅行者よりも地元民の方が多い印象を受けた。昼間時は30分間隔で運行。

hw-matsubt_5559.jpg  
 [32]信州大学経由浅間温泉行き。かつては10~15分間隔で運行されていたが、2008年7月に減便し60分間隔に(その後、2009年)。同じく、「浅間線」という路面電車が走っていたルート(国体道路)を走る[21]横田経由のバスも同様に減便し、2010年4月現在で平日2.5往復のみに。
 この改正と同時に、減便を補うように[120]横田信大循環線・[130]信大横田循環線が新設され、それぞれ20~30分毎で運行している。浅間温泉へはこれらの路線を利用して「浅間温泉入口」で下車・徒歩という手も。 

hw-matsubt_chin.jpg  
 浅間温泉などのエリアを走る「チンチン電車バス」。設立90周年を迎えた松本電鉄が企画したもののひとつで、松本駅~浅間温泉の間を走っていたチンチン電車(松本電鉄浅間線)のカラーリングを車両に施している(浅間線・信大横田循環線・横田信大循環線で平日で14便運行:2010年3月16日より実施)。車内には当時のチンチン電車の写真や路線図が掲示されている。

hw-matsubt_asama_fire.jpg  
 浅間温泉で毎年10月に行なわれている「たいまつ祭り」。日本三大奇祭のひとつ。詳しい説明は他サイトに任せるとして、あたり一面が火や煙に覆われる様は圧倒される一方だった。
 
2007.10.3 2009.10.21 2010.3.26 2010.7.17 2010.9.23(改正による文修正)
>>参考
中日新聞(長野)2010年3月16日『路面電車“浅間線”復活!?松本電鉄、懐かしの姿をバスで』
松本経済新聞 2010年3月25日『「チンチン電車」をバスで再現-松本電鉄、創立90周年記念事業で』

<補足>「松本バスターミナル」の利用の仕方
◆アクセス
 JR松本駅お城口から南東へ徒歩5分。
 又は松本電鉄バス各系統で「松本駅前(松本バスターミナル)」下車。
◆のりかえ
 >>松本駅 から
 ・JR篠ノ井線(
姨捨・篠ノ井・長野方面)、
 ・JR中央西線(
塩尻・奈良井・木曽福島・中津川方面)、
 ・JR中央東線(
塩尻上諏訪
・甲府方面)、JR大糸線(穂高、白馬方面)
 ・松本電鉄上高地線
 >>松本バスターミナル から (※詳細は松本電鉄バスの公式WEBサイトを参照)
 ・路線バスで松本市内各方面
   (松本市街・浅間温泉・美ヶ原温泉・美ヶ原高原・松本空港など)
 ・特急バス・高速バスで飛騨高山、新宿方面など

◆周辺の様子 
 松本バスターミナルには案内所や待合室・コインロッカー・トイレといった一般的な設備のほかに、スーパー(エスパ松本店)が併設されており、飲料・食料だけでなくお土産も買うことが出来る。飲食店についてはエスパ7階のほか、駅前にマクド・松屋がある。またローソン・ファミマ・サークルKといったコンビ二も駅前にある。
 松本市内行きの路線バス(松本電鉄バス)のほとんどはバスターミナルから発車しており、浅間温泉などの観光・温泉地に行くには便利。駅前にはタクシーや市街地を循環する「タウンスニーカー」(松本電鉄バス)ののりばがある。上高地や白馬方面などへは松本駅から鉄道を利用しよう。
 エスパ松本店のURL:http://www.itoyokado.co.jp/blog/179/index.html

※ 旅行・観光する際の注意事項 
 なお、長野市や松本市など長野県の特に北部・中部地域は車のマナーが非常に悪い。長野ナンバーの車では右折・左折する直前にウィンカーを出す、松本ナンバーの車では交差点での右折優先による進路妨害や横断歩道を渡ろうとする歩行者を轢き殺そうとする、といった感じだ。県内で旅行・観光する際にレンタカーを借りる場合には、くれぐれも注意しておきたい。
 さらに、路線バスについても、アルピコ交通(松本電鉄バス・川中島バスなど)や長電バスをはじめ、長野県中北部の路線バスでは、運転が異常に荒く、車内事故を誘発している。また、早発など違法行為が常態化しており、路線バスの利用ははなるべく避けるのが好ましい。 


hw-matsumoto_matsuden.jpg 
 松本市内を走る松本電鉄バス。かつては近郊の塩尻、諏訪、生坂、明科方面にも路線をもっていたそうだが、路線廃止が相次ぎ、松本市内を走る路線のみに。近年でも2008年7月16日の全線ダイヤ改正で主要路線だった浅間線や新浅間線をはじめ多くの路線が減回となってしまった。
 
hw-matsumoto_bus_townsneake.jpg 
 市街地中心部であれば、松本周遊バス「タウンスニーカー」が便利。4つの路線があり、30~40分間隔で運行している。

◆バスのりば(画像をクリックすると別窓で拡大)
hw-matsumoto-bt_map.gif 

※ 観光や旅行で注意すべき点 
 注意すべきなのは、長野県(特に松本市)の運転マナーがかなり悪いということ。関西でも「神戸」「なにわ」「京都」ナンバーにヒヤっとさせられることがあるが、特に「松本」ナンバーはそれ以上にヒドイ。
 横断歩道を渡っている人に車で突っ込んできたり、前から直進車が来てるのに無理やり右折してきたり。そんなマナーの悪さを指摘されても無視あるいは逆ギレなんてことも多々見られる様子。県外から来る旅行者や移住者からの苦情が殺到しているそうで、地元の松本市などではマナーアップのキャンペーンを行なっているが、一向に改善する傾向は見られない。
 ともかく観光地のわりに、地元民の運転マナーは非常に悪いので、観光・旅行しているときに車に轢かれないように十分に注意しよう。また、レンタカーを借りて移動する場合にも、こうしたマナーの悪さを考慮にいれて、注意して運転しよう。
 なお、路線バスについても、アルピコ交通(松本電鉄バス・川中島バスなど)をはじめ、長野県中北部の路線バスでは、運転が異常に荒く、車内事故を誘発している。路線バスの利用ははなるべく避けるのが好ましい。


<補足2>「上高地ゆうゆうきっぷ」で上高地まで行ってみよう 
hw-matsubt_kamiko_8264.jpg 
 松本を発着する高速バスを運行する松本電鉄が、京王バスと共同運行する高速バス新宿~松本線において、高速バスと松本~上高地間のきっぷがセットになった乗車券を2009年度から発売を開始した。これが好評だったそうで、名鉄バスと共同運行する名古屋~松本線、そして阪急バスと共同運行する大阪~松本線においても同様の切符が発売されることになった(2010年度は6月1日~11月15日乗車まで;一部期間を除く)。
 「上高地ゆうゆうきっぷ 大阪版」は大阪~松本間の高速バス往復乗車券と、松本駅・松本BT~上高地間の往復乗車券などがセットになり、通常14500円が12000円で発売するというもの。詳細については、下記URLもしくは松本電鉄WEBサイト内の「お得なきっぷ」のページを参照のこと。
*2010年9月現在に公開されている関係書類URL
 阪急バス:http://bus.hankyu.co.jp/events/kamikouchi.pdf 
 松電バス:
  http://www.alpico.co.jp/mrc/tickets/pdf/yuuyuu20100730-osk.pdf 
  http://www.alpico.co.jp/mrc/tickets/pdf/yuuyuu20100730-ngy.pdf 
  http://www.alpico.co.jp/mrc/tickets/pdf/yuuyuu20100730-sjk.pdf 
 
 ということで、本項では、大阪方面から松本に到着後、上高地に向かう移動方法について軽く触れておこう。ちなみに、細かいことについては各運行事業者や観光・旅行系のWEBサイト・Blogないし雑誌・時刻表などに任せておきたい。
 
hw-matsubt_kamiko_3876.jpg  
 松本から上高地までは、松本バスターミナルから直通バスを利用する方法があるが本数が少ないため、基本的にはJR松本駅から松本電鉄線に乗り換え、まずは30分ほどかけて終点の新島々駅を目指す。

hw-matsubt_kamiko_8363.jpg 
 松本電鉄の新島々駅はバスターミナルが併設されており、ここから上高地行きのバスに乗り換えることになる。

hw-matsubt_kamiko_8379.jpg 
 国道158号沿いに位置している新島々駅。かつてはさら島々駅(旧波田町前渕)まで延びていたそうだが、土砂災害で不通になり廃止され、現在は観光案内所とバス車庫になっている。

hw-matsubt_kamiko_8370.jpg 
 新島々バスターミナルで発車待ちの上高地行きバス。ここから65分ほど山間道路を走って上高地へ。 

hw-matsubt_kamiko_8365.jpg 
 上高地に比べて本数は減るが、乗鞍高原や白骨温泉行きのバスも運行されている。上高地~乗鞍高原・白骨温泉と移動するときは途中でこのバスに乗り換える便がある。

hw-matsubt_kamiko_8200.jpg 
 松本駅からレンタカーを借りて(長野県側から)上高地にあがってくる場合、中の湯(新・釜トンネル入口)~上高地間が通行規制となるため、途中の沢渡地区にある複数の駐車場(有料)で車をとめて、シャトルバス(通常は20分間隔)で上高地に向かうことになる。沢渡~上高地間は許可車両である路線バスかタクシーで移動することになり、各駐車場にはバスのりば・タクシーのりばが設置されている。複数人で乗り合わせるならタクシー、車窓を眺めたいなら車高の高いバスがオススメ。ひとりならバスの方が安いが、他人とタクシーで乗り合わせる手もある。写真は松本市街から入って最初の駐車場エリアになる「沢渡大橋」停留所。

hw-matsubt_kamiko_8225.jpg  
 新・釜トンネルを越えると上高地エリアに入る。上高地公園線内に入って最初の停留所となるのが「大正池」。ちなみに、松本・新島々・沢渡(駐車場)・平湯温泉~上高地の往復乗車券を持っている場合、大正池・帝国ホテル前で途中下車しても、再度上高地行きに限って、復路乗車券を提示すれば再乗車ができる。詳しくは松本電鉄の各窓口で配布されている観光用時刻表を参照のこと。また、混雑時には始発の上高地バスターミナルからでないと乗車できなくなるため、大正池~田代池~河童橋あたりを散策するなら、ここで大正池で下車→上高地バスターミナルという方向に散策するのが望ましい。

hw-matsubt_kamiko_8264.jpg 
 公園内をぶらり1時間以上かけて散策すると、上高地のシンボルである「河童橋」に到着する。ここから山側は山道になり観光客が激減するものの自然景観はより圧巻されるものになる。人工物を含めた自然景観が好きなら大正池→河童橋、自然景観そのものが見たいなら河童橋~明神池(山側)方面がオススメ、と上高地ファンの友人談。

hw-matsubt_kamiko_8335.jpg 
 河童橋から南に歩いて5分ほど下ると「上高地バスセンター」がある。かつてはコンクリ仕様だった建物だったそうだが現在は木造仕様の暖かみある施設になった。ここには観光案内所、派出所、トイレ、売店、旅館組合、市営食堂、松本電鉄バス上高地営業所、タクシー窓口、バス・タクシー用駐車場などが併設されている。ここでは、長野駅方面の直通高速バス、乗鞍高原・白骨温泉方面直通バス、新島々方面、平湯温泉方面、アルピコの上高地ツアーバス(さわやか信州号)、沢渡駐車場方面の路線バスが発着している。

hw-matsubt_kamiko_8314.jpg 
 バスの待合所はこんな感じ。

hw-matsubt_kamiko_8325.jpg 
 沢渡駐車場行きシャトルバスに乗り込む乗客たち。

hw-matsubt_kamiko_8320.jpg 
 岐阜県の飛騨高山側から自家用車で来た場合には平湯温泉(旧上宝村、現高山市奥飛騨温泉郷)で沢渡同様に車を駐車して(有料)、バス・タクシーで上高地に入る。写真は、上高地→平湯温泉の松本電鉄便。 

hw-matsubt_kamiko_8346.jpg 
 平湯温泉からは飛騨高山側の濃飛バスも乗り入れている。

hw-matsubt_kamiko_8330.jpg 
 沢渡駐車場エリアに戻るシャトルバス。

hw-matsubt_kamiko_8378.jpg 
 新島々駅に戻るバス。松本から鉄道・バスを利用した場合にはこちらに乗車。

 ・・・と、こんな感じ。(2010.9.6追加) 


<補足3>大阪~松本線「アルペン松本号」 
 路線名・愛称は、阪急バスでは「大阪~松本線」「アルペン松本号」、松本電鉄では「[特急]松本大阪線」「アルペン号(もしくはアルペン松本号)」としている。
 1989年12月22日、大阪~長野県各方面の高速線とともに開設した。1日2往復で、大阪・松本間は5時間45分・5710円で結ぶ。松本電鉄バスとの共同運行で、阪急便は大阪発午後発便と現地発午前初便を担当する。
 1996年7月16日に車両を4列シートのものに変更。1998年1月15日に京都深草を新設。2009年10月19日の改正では、高速道路の渋滞も考慮して、所要時間増によるダイヤ改正を行った。
 また、2010年7月16日からは夜行便の運行を開始し、夜行便では「千里中央」「京都駅前」「長野道岡谷」停留所を新設したほか、全区間での往復割引運賃の設定や、一部区間において片道運賃の値上がり及び値下げが実施された(下表参照)。なお、夜行便については7月16日から大阪発を阪急便、松本発を松本電鉄便、以降は隔日運行となり、阪急便は3列シート、松本電鉄便は2列+1列シートの車両がそれぞれ使用される。
 2012年2月1日には、アルピコ交通側の高速バス各線ダイヤ改正にあわせて、諏訪・茅野線とともにダイヤ改正を実施。茅野・諏訪線では「京都駅前(新阪急ホテル前)」を新設し、運賃変更を実施したが、松本線では、夜行便のみ岡谷地区への乗り入れを開始したことで、「今井」「岡谷市役所前」「岡谷駅」を新設するとともに、「長野道岡谷」を廃止した。
 2013年7月13日発便から、アルピコ交通と共同運行していた長野・松本・茅野の3路線が当分の間、アルピコ交通単独運行に変更。これにより、長野・松本の2路線に阪急バスから車両4台が貸出された。同年7月27日には松本BT発始発便を一時間早めた6時30分発に変更、昼行便は名神茨木・名神高槻・名神大山崎を通過するといった改正を行った。9月13日改正では、大阪発夜行便の長野県内停留所の到着時刻が改められ、松本BT到着時刻が6時16着から6時49分着となった。2015年4月1日より阪急便は長野・茅野各線を廃止し松本線の運行を再開。2015年12月16日改正では昼行便大阪午前発・松本午後発の1往復に限り「長野道岡谷」の停車を復活させた。
 2016年4月1日改正では、夜行便の「今井」「岡谷市役所前」「岡谷駅」を休止し、松本BT 6時20分着、大阪7時15分着とした。2016年10月1日にはアルピコ交通大阪による運行も開始された。
 なお、特筆しておきたいのは、いままで大阪~長野県内(長野、松本、諏訪、飯田・駒ヶ根・伊那)路線の高速バスで夜行便が設定されているのは長野線のみで、JRやバスを乗り継いで朝の時間帯に到着できるのは長野県北部方面くらいだったが、松本線においても夜行便が設定されたことで、JR篠ノ井線もしくは高速バス(長野松本線)で明科・
聖高原長野方面へ、JR中央西線に乗り換えて奈良井(こちらで別途紹介)・木曽福島・中津川方面へ、JR中央東線に乗り換えて下諏訪上諏訪・甲府方面もしくは飯田線の伊那駒ヶ根方面へ、JR大糸線に乗り換えて穂高・白馬方面へ、みすずハイウェイバス(高速バス長野・松本~飯田線)で飯田方面へ、・・・といったように長野県内の中部・南部地域へも朝の時間帯に到着できるようになった、ということだ。観光など移動計画を立てるときには、このことを頭の片隅に置いておきたい。

hw-matsubt_1007_099.jpg 
 松本バスターミナルで発車待ちの京都・大阪行き夜行便(阪急バス便)。夜行便の運行会社は隔日担当になっている。夜行便は阪急便は通常の3列シート、松電便は子会社から譲受した観光バスを改造した2+1列シートの車両が使用される。

hw-matsubt_alpen_matsu.jpg 
 昼行便は松電便・阪急便ともに4列シートの車両が使われている。写真は松電便のもの。

  
hw-matsumoto_fare.gif
2009年の改正情報:http://bus.hankyu.co.jp/whats_new/091007.pdf
2012年の改正情報:http://bus.hankyu.co.jp/whats_new/120106.pdf

>競合他社との比較(大阪・松本間)
・高速バス(アルペン松本号) 5時間45分 1日2往復 5710(往復10100)円
・JR(新幹線+特急しなの) 実乗車時間約3時間 10510(運賃6090+料金4420)円
・飛行機(JAL 伊丹→松本空港→松本駅) 実乗車時間1時間半 飛行機23000+バス540円 

>>参考 1989年12月開業当時のアルペン号のパンフレット
 (提供:川中島バス株式会社様 ありがとうございました) 
hw-alpen_line_89_1.jpg  hw-alpen_line_89_2.jpgクリックで拡大

関連記事

 停留所(高速線・地方編)