阪急バス路線物語(BLOG ver.)

阪急バス・阪急田園バスが運行する京阪神地区を中心に、「バス停」とその風景を撮り続けています。

清荒神参道入口(きよしこうじんさんどういりぐち)

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 宝塚市御殿山1丁目、清荒神第一駐車場にある臨時停留所。1991年1月1日に宝塚市内線清荒神系統の運行開始に伴って新設された。運行開始当初から2007年1月運行分まであ御殿山四丁目・中国道下の御殿山トンネル三叉路に設置されていたが、2008年1月運行分からは清荒神第一駐車場内に移設された。また、2009年2月1日には清荒神線の運行開始に伴い、「清荒神参道入口」から「清荒神清澄寺」に名称変更している。

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 2009年2月1日に開設した清荒神線「
清荒神清澄寺」バス停とは別停留所扱いになっており、標柱の設置箇所も若干離れている。

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 普段駐車場として使用している敷地全体をバスのりば・転回地として利用している(2009年1月撮影)

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 宝塚行きに乗り込む乗客。復路便は始発からでも利用客があるほど。

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 2013年1月運行時に撮影したもの。標柱の停名は「(臨時)清荒神」となっていた。

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 「清荒神参道入口」停留所の頃のもの。このときには標柱に停名は記載されていなかった。

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 臨時「清荒神清澄寺」停留所のおりばは第三駐車場前に設置されている。

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 乗客を降ろそうとする清荒神参道入口行きバス。乗車口・降車口ともに開放して、降車口では係員が現金徴収を行っていた。

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 おりばの標柱。こちらも停名は「(臨時)清荒神」になっている(2013年1月撮影)

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 「清荒神参道入口」の頃に撮影したもの。このときは「臨時バス停 おりば専用」の表記だけだった(2009年1月撮影)。 

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 今回の延伸には御殿山トンネル三叉路~駐車場間の道路拡幅によるものが大きい。

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 多くの参詣客でにぎわう境内。

>>駐車場内移設前の「清荒神参道入口」停

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運行開始当初から2007年1月運行分までは、中国道高架下・御殿山TN三叉路にバス停を設置していた。  
 臨時バスは一旦写真手前(清荒神)方向に右折して降車扱いをし、誘導員の誘導でバックして交差部辺りで乗車扱いをしたあと、右折して宝塚方面へと折り返していく


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 真逆のアングルで撮影。直進して清荒神、右折して宝塚方面。(2009.3.2)

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 終点・清荒神参道入口で客を降ろすバス。御殿山トンネルをくくった先の三叉路を東に右折し、少し進んだところで降車扱いを行う。

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 そして若干バックして、乗車扱いを行う。この周辺エリアには地域住民を除いて車両乗り入れ規制が実施されていることもあり交通量もさほど多くは無く、誘導員を配置していることもあり、容易にバック出来るようになっている。

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 ということで、折り返しの一連の流れを図で表すとこのようになる。(写真自体は2009.3.2)

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 もう一枚別の写真を・・・。

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 乗り場に設置されている案内看板。「最終便」とあるが、実はこの臨時輸送は交通規制解除するもので、日によって規制解除時間は異なってくる。そのためにこれを撮影した昼頃の時点ではまだ最終便の発車時刻は未決定ということであった。 

2002.2.10 2009.1.2 2009.3.2 2013.1.1

<補足>清荒神臨時バス
(宝塚市内線清荒神系統:阪急宝塚~歌劇場前~清荒神清澄寺)


概 要

 清荒神の参詣者が多くなる年末年始~2月頃にかけて、清荒神付設駐車場の駐車待ち車両がピーク時には国道176号にまで達するという渋滞問題が発生したため、地元の市役所・警察・住民等が一丸となり交通規制・パークアンドライドを実施した。その交通対策の一環としてこの臨時輸送が始まったものである。
 運行開始は1991年1月1日で、宝塚ファミリーランド駐車場~清荒神参道入口間で運行していた(1991年1月1日 宝塚市内線路線延長・清荒神輸送に係る ファミリーランド駐車場~歌劇場前間0.35km)が、1995年4月27日に宝塚すみれガ丘線が宝塚(駅前)ターミナルへの乗り入れに次いで、この臨時系統でも1996年1月1日から宝塚駅前ターミナルへの乗り入れを開始、現在の運行系統となった。さらに先述した通り、2008年1月1日から清荒神参道入口が中国道下から駐車場に移設されている。さらに2009年2月に「清荒神清澄寺」停留所が新設されたことで、2010年1月運行分から専用の方向幕が「宝塚<臨時>清荒神参道入口」から「宝塚<臨時>清荒神清澄寺」に変更されている。 
 運行については乗客の利用に合わせて、つまり事実上の不定時頻発の運行となっている。年によって交通規制日・時間帯が異なってくるため、それに係る運行日・時間帯も変わってくるので、利用する際はその都度公表される告示を参考にしてほしい。
 運賃は市内線均一220円(2014年4月1日改定現在:改定前は210円)、所要時間は約10分程度。途中、歌劇場前に停車するが、宝塚~歌劇場前間の利用は不可能(復路の歌劇場前には臨時おりばを設置する)
 「
宝塚」「歌劇場前」での様子については、各ページの追記(補足)欄を参考にしてほしい。
 なお、2009年2月1日からは、この臨時バスが運行されない2月~12月の日曜祝休日に限り、清荒神線「宝塚~清荒神清澄寺」系統を6往復運行することになった。この系統については、臨時便で通過する「御殿山二丁目」にも停車する。(
http://bus.hankyu.co.jp/whats_new/090127.pdf) 
 宝塚~清荒神の輸送は「清宝バス」の運行が始まり。昭和10年頃前後に、西宮戎大祭臨時・門戸厄神大祭臨時の臨時運行に託けた阪急バスは、清荒神祭典への臨時輸送の進出を図るものの、阪国バス(現在の阪神バス)との競合の憂き目に合い、清宝バスは阪国バスに買収されることとなる。後に阪神バス・清荒神線(荒神川~宝塚~清荒神、宝塚~清荒神系統)は1976年に廃止となった。清荒神への輸送が復活するのはそれから約10数年後のこととなる。

※概要の補足事項※
 清荒神への参詣といえば、阪急清荒神駅から参道を通って行くのが一般的。さらに参詣者が多い場合には、通行規制が実施されて、バスルート(歌劇場前交差点→御殿山TN三叉路→駐車場)も参詣ルートとして指定されている。参詣ルートには仮設トイレがいくつか設置されているので、トイレの心配はあまりしなくても良さそうだ。
 通行規制等々については、清荒神公式サイト(
http://www.kiyoshikojin.or.jp/)などを参考にしてほしい。


運行日・運行時間帯
・基本的な運行条件
 運行日:1月~2月の交通規制(歌劇場前交差点右折禁止)の実施日
 運行時間帯:規制時間帯に依存。
<参考>実際の規制例
2006年
 1月1~3日の毎日と、1月7~29日の土日祝
 始発7:15~17:30の間(交通規制解除に合わせて終了)
2007年
 1月1~4日の毎日と、1月6~28日の土日祝
 始発7:15~17:30の間(交通規制解除に合わせて運行終了)
2008年
 1月1~6日の毎日と、1月12~27日の土日祝
 8:00~交通規制終了(16:00頃)の間
2009年
 1月1日(木祝)~4日(日)、10(土)・11(日)・12(月祝)・18(日)・25(日)日
 8:00~交通規制終了(18:00頃)の間
2010年
 1月1日(金祝)~4日(月)、9日(土)~11日(月祝)、17・24・31日(日)
 8:00~交通規制終了の間
 ※今回の告示では「清荒神(駐車場内)」と表記。
2011年
 1月1日(祝)~4日(火)、8日(土)~10日(月祝)、16・23・30日(日)
 8:00~交通規制終了の間
 阪急宝塚~歌劇場前~清荒神(駐車場内)
2012年
 1月1日(祝)~4日(水)、7日(土)~9日(月祝)、15・22・29日(日)
 8:00~交通規制終了の間
 阪急宝塚~歌劇場前~清荒神(駐車場内)
 ※復路(宝塚行き)の「歌劇場前」停留所は国道176号線上の停留所に変更。
2013年
 1月1日(祝)~3日(木)、5日(土)・6日(日)、13・14・20・27日(日、祝)
 8:00~交通規制終了の間
 阪急宝塚~歌劇場前~清荒神(駐車場内)
 ※復路(宝塚行き)の「歌劇場前」停留所は国道176号線上の停留所に変更。
2014年
 1月1日(祝)~5日(日)、12・13・19・26日(日、祝)
 8:00~交通規制終了の間
 阪急宝塚~歌劇場前~清荒神(駐車場内)
 ※復路(阪急宝塚行き)の「歌劇場前」停留所は国道176号線上の停留所に停車。
2015年
 1月1日(祝)~4日(日)、11・12・18・25日(日、月祝)
 阪急宝塚~歌劇場前~清荒神(駐車場内)
 ※復路(阪急宝塚行き)の「歌劇場前」停留所は国道176号線上の停留所に停車。
2016年
 1月1日(祝)~3日(日)、10・11・17・24日(日、月祝)
 阪急宝塚~歌劇場前~清荒神(駐車場内)
 ※復路(阪急宝塚行き)の「歌劇場前」停留所は国道176号線上の停留所に停車。
2017年
 1月1日(日祝)~3日(火)、8・9日(日、月祝)
 阪急宝塚~歌劇場前~清荒神(駐車場内)
 8:00~交通規制終了の間
 ※復路(阪急宝塚行き)の「歌劇場前」停留所は国道176号線上の停留所に停車。


車両・方向幕など
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 宝塚ファミリーランド駐車場発着の頃の前面・後面方向幕。  運行当初は宝塚ファミリーランド駐車場~清荒神参道入口間で運行していた。途中、歌劇場前には停車していたかどうかは不明。

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 現在の前面・後面方向幕。(下:旧、上:新) 

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 横面方向幕。

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 最近の運行では、別に「宝塚⇔清荒神参道入口」という表示が貼られるようになった。(「清荒神清澄寺」に名称変更されて以降も引き続き使用されていた。) 

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 その表示を拡大したものがこれ。どのバスにも前面・後面・横面にそれぞれ設置されている。

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 宝塚で発車待ちの清荒神参道入口行きバス。

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 2013年1月に撮影したもの。幕が一新された。

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 運行管轄である宝塚営業所以外にも、他営業所も応援に来ている。写真は山口営業所のバス。

路線略図
※歌劇場前:清荒神参道入口行きは乗車のみ、宝塚行きは降車のみ
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運行当初:宝塚ファミリーランド駐車場~清荒神参道入口(途中停車駅は不明)
2002~2009年1月現在:宝塚~歌劇場前~清荒神参道入口(左記のみ停車)
2010年1月~現在:宝塚~歌劇場前~清荒神清澄寺(同上)

参考資料
・国土交通省,地域交通ガイダンス(PPG) vol.3 地域振興に資する観光交通対策事例集 事例No.19「市街地の乗り入れ規制(兵庫県宝塚市:清荒神参詣)」  
http://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/soukou/ppg/ppg3/takaraduka.html 
・阪急バス50年史

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