阪急バス路線物語(BLOG ver.)

阪急バス・阪急田園バスが運行する京阪神地区を中心に、「バス停」とその風景を撮り続けています。

1410 西宮戎神社前(にしのみやえびすじんじゃまえ)

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 西宮市本町5番地先、国道43号(第二阪神国道)・西宮本町交差点東側にある停留所。かつての停留所名称は「戎神社前」。毎年1月9日~11日に運行される阪急伊丹・西宮北口~西宮戎臨時系統の終点停留所であり、英語表記は" Nishinomiya Ebisu Shrine "。
 西宮戎の輸送は1934年に正月元旦~11日にかけて阪急西宮臨時駅~西宮神社間で臨時営業を行なったのが始まり。1962年12月26日に門戸厄神輸送とともに臨免路線として認可されたのが始まりで、1987年11月16日に本免化を許可され、1988年1月の運行からは本免路線として運行されている。 
 (2012.1.9撮影)

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 停留所名称に関しては、一部社史や古い掲示などには「西宮戎神社前」「戎神社前」とも表記されることがあった。その後、車内放送や方向幕・告示等では「西宮戎」に表記が統一された。2007年3月18日の西宮市内線ダイヤ改正で、国道2号線上の「西宮戎」停が新設(阪神バスの既存停留所)されたことで、「西宮戎」となる停留所は、国道2号線のものと国道43号線のものと2つとなったことで、2010年運行分では「西宮戎(国道43号線)」という表記が一部でされるようになった。2014年1月に調査してみたところ、車内放送では伊丹系統が「西宮戎(西宮戎神社前)」なのに対して、西宮系統は「西宮戎神社前」となり、車内運賃表やhanica利用履歴表では「西宮戎神社前」と表記されていたことを受けて、この記事では、正式な停留所名称を「西宮戎神社前」とした。  (2014.1.11撮影) 

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 西宮市街方面に向かって撮影。ふだんこの場所は単なる歩道でしかないが、1月9・10・11日には停留所が臨時設置される。
 (2012.1.9撮影)

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 のりば・おりばの様子。防音壁との間に乗車列が形成される。
 (2012.1.9撮影)

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 乗車列は3本に分かれ、大阪側から神戸側に向かって、阪急伊丹行き、川西バスターミナル行き、西宮北口行きの乗車列となる。
 (2012.1.9撮影)

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 始発・最終を除いて、遅延がなければ、西宮北口行き・阪急伊丹行きとも同時刻に発車する。(2014.1.11撮影)

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 ここ数年来、設置されるようになった木製標柱。停名部分は何も書かれておらず、単にここがバス停留所であることを示すためだけの役割で設置されたのだろう。
 (2012.1.9撮影)

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 バスのりばであることを示す案内看板。
 (2012.1.9撮影)

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 阪急伊丹方面の案内板。
 (2012.1.9撮影)

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 かつて掲示されていた案内看板。かつては1月9・10日と11日で運行ダイヤが異なっていたようだ。
  (2003.1.11撮影)

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 こちらもかつて掲示されていたもの。
  (2003.1.11撮影)

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 西宮北口方面の案内板。
 (2012.1.9撮影)

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 かつて掲示されていた西宮北口方面の看板。
  (2003.1.11撮影)

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 こちらもかつて掲示されていたもの。
  (2003.1.11撮影)

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 西宮戎で乗車扱い中の阪急伊丹行き。これから35~40分程度かけて阪急伊丹へと向かう。
  (2003.1.11撮影)

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 大勢の人でにぎわう西宮神社。(2014.1.11撮影)

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 阪神バスにも「戎神社前」停留所があるが、十日戎の日は混雑等のために使用停止となる。(2014.1.11撮影)

>> 各種掲示板 
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 臨時バス停の設置に際して、各所に案内看板が設置されている。

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 かつて国道43号線沿いに設置されていたもの。運賃の2桁目を修正しているのが分かる。 
  (2003.1.11撮影)

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 こちらもかつて掲示されていた、バスのりばへの案内看板。
  (2003.1.11撮影)

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 2012年1月現在の案内看板はこのようになっている。
 (2012.1.9撮影)


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 神社からバス停に至るまでの看板も一新されている。
 (2012.1.9撮影)
 
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 西宮北口にて。こちらもここ数年来で設置されるようになった、新しいもの。
 (2012.1.9撮影)

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 こちらは従来からのもの。西宮北口にて。

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 阪急伊丹駅で撮影したもの。 
  (2003.1.11撮影)

2003.1.11 2012.1.9

<補足> 西宮戎を発着する臨時バス 
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 西宮戎大祭臨時バスは、70年以上にも渡って運行されている歴史ある臨時バス。西宮戎神社前へは阪急伊丹、西宮北口からの2系統が運行しており、概ね20分間隔で運行している。途中停留所からの利用も可能だが、起点・終点停留所を除いて時刻表は設定されていないので、利用する際には注意が必要となる。運行内容や沿革等をまとめると下の通り。
 ※ 2016年・2017年1月運行分は、阪急伊丹発着系統の運行はありません。

路線略図(クリックすると拡大します)
 ※ 2013年1月運行分から川西系統は運行休止。2016年1月運行分で阪急伊丹系統は運行休止。
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伊丹西宮線 阪急伊丹~西宮戎系統(往9.9、復10.0km)
※ 2016年1月・2017年1月の運行はありません。
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・時刻
 阪急伊丹発 始発9:00~終発20:20の間、20分間隔で運行
 西宮戎神社前発  始発9:40~終発21:00の間、20分間隔で運行
 所要時間:約35分 
・運賃 (2014年4月1日運賃改定現在)

阪急伊丹
昆陽ノ里 210
甲武橋
東詰
220 220
西宮戎
神社前
220 220 240

 ※ 阪急伊丹~甲武橋東詰,昆陽ノ里~西宮戎神社前間が特殊1区。それ以外は特殊2区。
   ただし、阪急伊丹~昆陽ノ里間は伊丹市バス運賃に同調。
 ※ 2014年4月1日運賃改定により、200円→210円、210円→220円、230円→240円に変更。

・その他

 広田~西宮戎神社前間は途中無停車で運行
 2010年運行分からは阪急伊丹8番のりば発に。
 管轄:伊丹

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 阪急伊丹から国道171号線を経由して西宮戎神社前へと向かう路線で、区間利用も多い。

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 阪急伊丹行きのバス。大抵の場合は、広田~西宮戎神社前間の道路混雑で遅延が拡大し、終点で乗降扱いをしてすぐに発車ということもしばしば。


西宮市内線 西宮北口~西宮戎系統(往3.2、復3.0km)
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・時刻
 往路・西宮北口発 始発9:00~終発20:40の間、20分間隔で運行
 往路・JR西宮発 始発9:07~終発20:47の間、20分間隔で運行
 復路・西宮戎神社前発 始発9:20~終発21:00の間、20分間隔で運行
 復路・JR西宮発 始発9:30~終発21:10の間、20分間隔で運行
 所要時間:西宮北口~西宮戎神社前間は20分を目安。
・運賃 (2014年4月運賃改定)
 市内均一220円 (改定前は210円)
・その他
 停車駅:両度町・芦原町・JR西宮(北側ターミナル内)のみ
※2014年1月取材時においては、
 両度町・芦原町・JR西宮のほかに、
 復路に限り、西宮本町・阪神西宮駅東・市役所東の乗降扱いを確認。
 2010年運行分からは西宮北口1番・JR西宮3番の各のりばから発車。
 2014年運行分からは西宮北口1番・JR西宮2番の各のりばから発車。
  なお、復路のJR西宮は4番のりば。
 管轄:西宮

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 もっぱら西宮戎輸送は、伊丹系統が伊丹営業所、西宮系統が西宮営業所が担当しているが、車両が足りないときは他の営業所の車両が応援に来ることがある。方向幕を「阪急バス」と表示しているのは、上のような専用幕が無いから。写真は西宮系統。

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 2012年1月の運行では、行先を「阪急バス」表示にするとともに、このような表示なされた。

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 2014年1月に確認した時点では、行先表示や車内運賃表および車内放送が整備され、途中停留所での乗降扱いが旅客に明確に案内されるようになっていた。

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 JR西宮・西宮北口行きのバス。従来は復路も西宮戎神社前を出るとJR西宮まで無停車だったが、いつのまにか西宮本町・阪神西宮駅東・市役所東でも乗降扱いが可能に。

東能勢線 川西バスターミナル~(北村・昆陽ノ里経由)~西宮戎系統

※ 2013年1月、2014年1月、2015年1月、2016年1月の運行はありません。
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・時刻
 川西BT発 始発9:05~終発18:05の間、60分間隔で運行
 なお、2010年1月運行では始発9:05~終発19:05。
 各停留所の発車時刻(毎時n分)
  栄根08,加茂09,加茂南口10,久代口12,久代13,久代南14,機工前15,北村19,
    体育館市民プール前20,大鹿口22,第三師団前23,伊丹市役所前26,
    伊丹病院住友前27,寺本公団前28,昆陽ノ里30,髭茶屋31,
    甲武橋東詰33,甲武橋西詰35,大市37,阪急門戸39,能登町41,広田42,西宮戎(43上)05 
 西宮戎神社前発  始発10:50~終発20:50の間、60分間隔で運行
 各停留所の発車時刻(毎時n分)
  2010年>広田00,能登町01,阪急門戸03,大市05,甲武橋西詰07,甲武橋東詰09,髭茶屋10,
    昆陽ノ里13, 寺本公団前14,伊丹病院住友前15,伊丹市役所前19,第三師団前20,
    大鹿口21,体育館市民プール前22,北村26,機工前28,久代南29,久代30,
    久代口31,加茂南口33,加茂34,栄根35,...
 2011・12年広田58,能登町59,阪急門戸01,大市03,甲武橋西詰05,甲武橋東詰07,髭茶屋08,
    昆陽ノ里11, 寺本公団前12,伊丹病院住友前13,伊丹市役所前17,第三師団前18,
    大鹿口19,体育館市民プール前20,北村23,機工前25,久代南26,久代27,
    久代口28,加茂南口30,加茂31,栄根32,
川西BT45
 所要時間:川西BT/北村/昆陽ノ里~西宮戎
約60分/45分/35分 
・運賃 (運賃は2014年4月1日改定以前のものです)
 川西BT~甲武橋東詰230円、甲武橋西詰を含む以遠250円 
 機工前・北村~昆陽ノ里200円、髭茶屋・甲武橋東詰210円、甲武橋西詰を含む以遠230円
・その他
 川西BTは7番のりば発。管轄:伏尾台

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主な沿革
1962年12月26日
 臨時輸送許可・西宮戎輸送および門戸厄神輸送
1987年11月16日
 西宮市内線・西宮市役所前~西宮戎間路線変更(臨免路線の本免化)0.8km延長免許、0.1km廃止許可。1988年1月9日実施。
1998年12月25日 
 伊丹西宮線・伊丹甲子園線休止。これにより阪急伊丹~寺本公団前、甲武橋西詰~能登町などの区間は臨時増発便のみの運行に。
2010年1月9日~11日 
 川西BT~西宮戎系統開設。11往復運行。
2011・12年1月9日~11日
 川西BT~西宮戎系統は10.5往復で運行。(川西1905発便を廃止)
2013年1月9日~11日
 川西BT~西宮戎系統の運行は無しに。(伊丹、西宮の2系統のみ)
2014年1月9日~11日 
 運行は伊丹、西宮の2系統のみ。
(筆者確認:停留所名称変更、西宮本町→市役所東間の乗降扱い等)
2015年1月9日~11日
 運行は伊丹、西宮の2系統のみ。

全国バス路線便覧(昭和39年)の記載内容
No.222
 阪急伊丹~阪急門戸~戎神社前 10.05km
 往路850~2000,復路930~2100 33分 18往復
No.251
 西宮北口~戎神社前 3.3km
 往路700~2110,復路720~2130 15分 43往復 

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